水漏れトラブルを解決するための簡単な手順

2025年6月19日
  • トイレタンクの水が流れない!自分で直せる故障診断

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    トイレのレバーを引いても水が流れない、あるいは流れてもすぐに止まってしまう場合、その多くはトイレタンク内部の部品に原因があります。専門業者を呼ぶ前に、いくつか自分で確認できる診断ポイントがありますので、試してみる価値は十分にあります。まず、タンクの蓋を開けて、内部の状態を目視で確認することから始めましょう。最もよくある原因の一つが、フロートバルブ(またはフロートゴム玉)の不具合です。これは、排水口を塞ぐゴム製の蓋のような部品で、レバーとチェーンで繋がっています。レバーを引くとチェーンが持ち上がり、フロートバルブが開いて水が流れる仕組みです。このチェーンが絡まっていたり、外れていたり、あるいは切れていたりすると、フロートバルブが適切に開かず、水が流れません。また、フロートバルブ自体が劣化して硬くなると、完全に排水口を塞げなくなり、少量の水が常に流れてしまったり、水が十分にたまらなくなったりすることもあります。チェーンの長さが適切か、絡まりがないかを確認し、必要であれば調整します。次に確認したいのが、ボールタップ(または給水弁)の動作です。ボールタップはタンク内に水を供給する装置で、水位が設定値に達すると給水を停止します。このボールタップが故障していると、水が供給されず、タンクが空のままになってしまいます。タンク内の浮き球が自由に上下するか、ボールタップ本体から異音がしないかなどを確認します。浮き球が何かに引っかかっていたり、水垢などで動きが鈍くなっていたりすると、正常な給水が妨げられます。これらの部品に目に見える破損や著しい劣化がなければ、清掃や簡単な調整で改善することもありますが、部品自体の故障であれば交換が必要になります。無理な分解は避け、少しでも不安があれば専門業者に相談しましょう。